転職して半年たったので振り返る

いつものタイトル通り

いつの間にやらこの退職エントリーから半年以上が経過して、なんやかんやで転職してから半年が経ちました
これで前職よりも長く在籍していますね、まあ半年で退職ってのがかなり短いというのもありますが

この半年はけっこう密度が濃くて、「そういえば半年経ったなあ」と思ったところでおもむろに書き始めた次第です

はじめに

転職してからインターネッツで会社の話をあんまりしてこなかったのですが、いま勤めている会社は俗にいうAIベンチャーというやつです
B2Bの仕事がメインで、お客様の要望や課題をAIを使って解決している会社です

んで、自分が所属しているのはサービス開発課という、AIのPoCがいい感じになった後で実際にお客様に使ってもらったりお客様のエンドユーザーにAIを使ったサービスを使ってもらうために頑張る部署です

課長が入社したのと同時に立ち上がった部署なので、3月時点でできて1年ちょっとの部署です
しかしあんまりにも濃い半年だったので、もう何年もこの人たちと働いているような感覚があります

まあ、今回の転職は成功と言ってもいいんじゃなかろうかと思っているわけです
給料も増えたし

入社してからを振り返る

年末まで

アドベントカレンダーのときにも触れましたが、入社直後は覚えないといけないことが一気に爆裂してヒーコラしてました

自分と同じタイミングでもう2人入社して、その3人でいきなりプロジェクトにアサインされてガガーっと1か月大変だった記憶があります
TensorflowとCUDAのバージョン依存でぶちのめされた記憶がありますが、気が付いたら10月が終わってました

自分は2人目のインフラエンジニアとして入社したのですが、初めてのものがたくさんあって、それに慣れつつも案件のタスクもやっていってました

ちなみに入社して初めて触れたのはMac(仕事はずっとWindows、プライベートはUbuntuでした)、GCP、Terraformあたりで、この最初の案件では過去にちょっとVMをポチポチ構築したっきりのAzureをTerraformでうんたらかんたらしてました

んでその案件が終わった後は、8月まで課員が2人だったこともあって、途中になっていた社内改善系のタスクを巻き取って昨年末くらいまでガガーっとやったりしてました

年末くらいにCloud Runええわーとか言ってた記憶があります

年明けから

目標設定に始まり、いまはB2Bの案件も並行してこなしつつ、会社が大きくなる前にやんないとダメだよねってなるようなことをやってたりします

過去のブログ記事でも触れましたが、目標設定というのをちゃんとやったことがなかったので1か月くらいかかりましたね
ラフに壁打ちさせてくれた上司とか一緒にやってるインフラマンには感謝です

技術スタックの話

最近はGPUドライバーをうんたらかんたらしたり、暇を見つけてKubernetesに手を出してみたりしています
大抵の案件はGCPで基盤を構築するのですが、先述の通りAzureを使う案件があったりAWSも使ってたり、そもそもDCを契約してGPUサーバーを置いていたりします

インフラの2人で使ってるTrelloボードには「インフラ野郎 なんでもやるチーム」と命名しているのですが、その名の通り基本的に要件に応じてインフラのことはなんでもやってます
その中でもいつも隣にいるのはUbuntuGCP、Terraform、Docker(Compose含む)あたりですね

アプリ開発のほうはあんまり首を突っ込んでいないのですが、Python(Django&Flask)、 Nodejs、golang、Vue(Nuxt)あたりらしいです
jsについては案件の規模に応じてバニラなやつからNuxtまでいろいろとやってるんじゃないかなと思います

要するに、ざっくりWebと呼ばれる世界の開発をやってます

CI/CDはよっぽどの理由がなければGitHub Actionsです
Actions便利でいいですね、安いし

AIベンチャーで働くということ

AI開発どころかPythonは世界に挨拶したっきりだし、数学も全然わからないし、同じ部署の人たちもAI開発を本業にしたことある人はほぼいないんじゃないでしょうか?
なんなら高校生のときは数学が苦手すぎて赤点で留年の危機があったくらいです

AIわからんし数学もわからん、だからAIの会社で働くのは難しい
というのは外から見たときの考え方で、入社する前の自分もそう思ってました

AIを世の中に提供するためにはAI開発以外のことも必要だし、自分たちの部署はまさにそういうことをやっています

そもそも会社組織なんだから営業さんもいるしPMさんもいるし、バックオフィスで会社を支えてくれる人たちも働いています
AIの会社ではありますが、AI開発以外の仕事もたくさんあります

読んでる人は意外に思うかもしれませんが、隣のAI開発課よりも自分たちのサービス開発課のほうが社員が多いんです
そのAI開発課の人たちは自分たちより少ない人数で鬼のようにPoC案件をぶん回しまくっているので化け物かな?と思ってたりはしますが…

自分たちの課もここ1年で作られてから8人まで人が増えて、会社としても創業3年くらいでこれから一気に成長するフェーズなんだろうな、という空気を感じながら仕事してます
その時の業務と全然関係ない新しい技術なんかに触る時間も普通に作れるし、それも含めてかなり楽しく仕事してます
その新しい技術に触るので1週間も時間を溶かしたこともあります

最後にお約束

案件もどんどん増えてきて人が足りません
サービス開発課も足りませんが、AI開発課はもっと足りません

成長期って感じの会社でAIの開発やAIを色んな人が使えるようにするための開発に興味がある人はぜひ声かけていただければと思います


ということでつらつらと書きなぐりながらここ半年を思い出してました
今後も頑張っていくぞー