今の会社にきて4年が経った

タイトル通り。
気がついたら転職するのでエントリーを書く(今年2度目) - なんかいい感じのタイトルからなんと4年も経ってしまった。
転職が多い自分の社会人経験の中で、4年というのは最長記録だ。

ということでざっくり振り返っていこうかと思う。


最初は2人目のインフラエンジニアとして

↑の記事でも触れているけど、前職をなんと半年で退職している。
転職先を決めずに退職を決めてしまったところからリファラルで2人目のインフラエンジニアとして、AIベンダーの中のAIを開発しない部署に入った。
雑な言い方をすると、要するにweb開発をする部署でインフラエンジニアとして入社した。

入社してすぐの頃は、よくわからんAzureをTerraformで開発したり1人目が忙しすぎてやり途中になっていた社内サーバーの構築をやったり、全く監視がされていなかったオンプレサーバーの監視を入れたりした。
実は、選考を受けるときに聞いていた条件と入社日に渡された雇用条件通知書の条件が違ったことがあったが、10月に入社して年明けの1月には最初に聞いた条件に変わったので特に気にしていない。

この頃に会社に通勤がしやすいエリアに引っ越した。が、COVID-19の流行にさらされて弊社もフルリモートとなってしまい、通勤がしやすいエリアに引っ越した意味は激減している。 今も週に1回か2回程度しか出社しない。

年明けの2020年は顧客案件をもりもり担当したりストレージサーバーを入れたり、2人でいい感じに働くためのアレやコレを考えて実行したりしていた。
が、なんと1人目が秋の終わり頃に退職してしまい、1人になってしまった。
結果としてインフラっぽいことはオンプレだろうとクラウドだろうと、顧客案件だろうとなんでもやっていた。

当然採用を考える必要があり、2021年の上半期は1人でインフラっぽいことは担当しつつリファラルで声をかけたりしていた。
半年しかいなかった前職の同僚に声をかけたら転職してくれた。余談だがこれが原因で産業スパイの誹りを受けたこともある。

結果的に自分のリファラルで入社してくれた人と、社内の異動で配属された人がきて、一気に4人チームになってリーダー的なことをやり始めた。
この年の秋くらいから自分で手を動かすよりも、他の人にタスクを投げることが増えてきた。

去年:自分で手を動かさなくなってきた頃

2022年から正式にリーダーになった。エンジニア組織で横串を刺してQAとかインフラとかをやるような部署で、上司はQA畑の人だった。
「インフラのことはよくわからんのでよろしく」でほぼ全てを丸投げされたような感覚だったが、こちらから相談すれば快く応じてくれた。つまり丸投げではなく広い裁量を渡してくれたということ。

テックリードみたいなものとマネージャー業務の一部、つまりマネージャーっぽいことのうち権限を行使しないといけないもの以外はやらせてもらっていた。

今年:マネージャーになった

今年はっきりと確信したことだが、弊社は組織変更がめちゃくちゃ多い。

何が言いたいかというと、正式にリーダーになって1年そこそこでマネージャーとなった。要するに課長職。
まあ、マネージャーっぽいことをやっていて、QAと組織が分かれたのである意味必然なのかもしれない。
やることは特に変わらなかったが、マネージャーとしての責任がついてきたくらい。

考えることのほうが多かったけど、色々考えたりやったりしているうちに、なんと夏から組織のテコ入れとして部長と一緒に情シス兼務になってしまった。
自分は情シスのリーダーで、部長は情シスの課長となった。

そして情シスの古参が夏の間に退職してしまうことになり慌ただしくしているうちに、つい最近の9月に今年2回目の組織変更が発生した。
ちなみに情シス兼務はそのまま。

わかりやすそうな書き方をすると、他の会社では「Engineering Office」とか呼ばれてるようなところが持っているようなミッションを持っている。
メンバーの技術スタック的にはインフラだけではなく、普通のソフトウェアエンジニアリングやデータエンジニアリングにもわたる。

要するに今までとは違いインフラエンジニア以外のマネジメントもすることになった。
正直インフラ以外のことはやってこなかったので不安は大きいが、これがなんとかなればまた成長できると考えている。

余談

ここまではわりとポジティブな書き方に終始しているが、リーダーになって以降はSNSには書きづらいつらい話もいっぱいある。
例えば、マネジメント側の心理的安全性みたいな話がそうだ。

過去の記事で下書きまでして結局消してしまった部分なのだが、端的に言うと「メンバーの心理的安全性を高める/維持するために、マネージャーの心理的安全性が犠牲になる」という話になる。
これは自分の感想レベルの話であり、マネジメントをやっている他の人は全くそんなことはないのかもしれない。
去年くらいから感じていることで、未だに自分の中で折り合いがついていない部分なので、色んな人と話をしてみたいトピックでもある。

まとめ

ということで、入社した頃は現場のインフラエンジニアだったのが、4年が経ってよくわからんけど色々なことをやる組織のマネージャーになった。
正直言って、こんなに長く働き続けることになるとは思っていなかったが、今も転職するつもりはないので5年目も引き続きやっていく。

ちなみに転職してから給料はけっこう上がった。